夏真っ盛り!
ブリュッケは今日も元気に営業中です。
夏になると、当店の周りではセミやカゲロウの抜け殻を見つけることができます。
この辺ではまだないですが、東京では最近では「セミが夜中に鳴く」ことがよくあるそうです。
実は私も数年前、東京でのアパート一人暮らし時代、1日だけこの現象に遭遇した経験があります。なんとも不思議な感覚でした。これも地球温暖化の影響なのでしょうか。
まさに“夜ゼミ”(セミも受験生も夏が大事)だね、なんて上手いこといっている方がいました。
カゲロウは半年から1年ほど幼虫時代を川で過ごし、川から飛び立ってから、川から少し離れた場所で最後の脱皮をして成虫になるそうです。
釈迦堂川の近くにある当店窓にその最終脱皮の抜け殻があるのも納得です。
人間80年、セミ成虫1週間、カゲロウ成虫1日、という寿命。
ふと、中学時代(たしか)に暗記した(させられた?)、平家物語の冒頭部分を思い出してしまいました。
昨夜、当店窓で成虫への儀式を執り行ったカゲロウ君。
今ごろ“良いコーヒー”ならぬ“良い人生”を謳歌していることを願います。