インドのコーヒー。
当店では「インディアAPAA」を深煎りにしています。
APAAとは「アラビカプランテーションAA」と読む最高グレード。
爽快な苦味、ターメリックのようなスパイシーさがあります。
インドというと紅茶、というイメージが強い方も少なくないと思いますが、
紅茶よりもコーヒー栽培の方が歴史の古い、伝統的作物なんです。
アラブ人によって、イエメンからセイロンへコーヒーノキが伝えられ珈琲栽培が開始されたのが1505年とされているのに対し、紅茶栽培は1800年代に入ってからイギリス帝国主義の下で盛んになりました。
現地では、現在でもインディアンコーヒーなんていう飲み方が好まれいるようです。
ちなみに今日ツイッターでも呟きましたが、
「特急列車のトイレから赤ちゃん落下、外傷なく無事に見つかる」
というインドで起こった奇跡のような事件を知りました。
お母さんのおなかから外界に出てすぐだったからやわらかくて助かったんでしょうか。
不思議です。
また、インドでは現在1972年以来最悪の干ばつに見舞われているとのことで、
農業や経済への影響が懸念されいているそう。
コーヒーへの影響も気になるところです。
そんなふうに、たまにはインドを想いながらインディアAPAAを飲んでみる、
なんて楽しみかたもおすすめですよ。